図鑑で調べて双眼鏡でパチリ――ペンタックス「DIGIBINO DB200」(2/3)双眼鏡部分のスペックやデジカメの撮影レンズ(37ミリ)など、光学系は初代モデルと変わらない。そのため、35ミリ判換算時の焦点距離が250ミリ相当となり、画素数が増えた分だけ初代モデル(280ミリ相当)よりも撮影時の画角がやや広くなっている。
光学系は初代モデルと同じ。35ミリ判換算時の焦点距離が250ミリ相当と画角がやや広くなった これは小さいことのようだが、実は結構重要なポイントだ。撮影時の画角が広くなるということは、被写体が双眼鏡で見たときよりも小さく写ってしまう。つまり今回の新製品は、80万画素だった初代モデルの光学系をそのままに、画素数だけ130万画素にアップさせたカタチになっているのだ。 この画角差を補うため、DB200のデジタルズームには、1.3/2倍の2モードが用意された。この1.3倍モード時が、ちょうど双眼鏡で見た画角と同じになる。 ただし、DIGIBINOシリーズのデジタルズームは画像をトリミングしているだけなので、1.3倍では1024×768/640×480ピクセル、2倍では640×480ピクセル固定となり、ズーミングのメリットはあまりない。 通常モード(1280×960ピクセル)で撮影し、後で好きな大きさにトリミングするというのが、DB200の性能を最大限に生かせる撮影スタイルだろう。 デジタルズームは、ピント調整と画像確認用に3倍と4倍も選択可能。これらの倍率で撮影しても、画像のサイズは2倍モード(640×460ピクセル)と同じ大きさとなる。 初代DIGIBINOとの機能の違いを比較してみた。
DB200で注目したいのが「野鳥図鑑」機能だ。
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