> レビュー 2003年8月11日 01:56 PM 更新

「PS2っぽいPentium 4マシン」――GIGABYTE TA4を使ってみた(1/2)

GIGABYTEのTA4は、4月のプライベートイベントで紹介された省スペースPC。その登場を期待するユーザーも多かったが、一時はお蔵入りの危機に瀕していたらしい。ようやく発売が決定したTA4を早速紹介しよう。

 GIGABYTEは以前より小型ベアボーンの「G-MAX」が好評であったが、TAシリーズは、今年から日本市場でも本格的に展開する「IAビジネス」の主力として、デスクトップPC製品の第一弾と位置付けられていたものだ。

 春のイベント「GIGABYTE Expo 2003 Spring in Akihabara」では、TAシリーズとしてTA1、TA2、TA4の3製品がアナウンスされていたが、mini-ITXのマザーボードを組み込んでC3しか使えないTA1、TA2と違い、TA4はフォームファクターこそオリジナルであるが、μPGA478に対応し、チップセットにIntel 845GVを搭載した“Pentium 4”PCであった。

 先のGIGABYTE Expo 2003 Springで登場したときは、まだ実働サンプルではなかったが、その小さなサイズにもかかわらずPentium 4を搭載できる「サイズパフォーマンス」の高さ、そして、「プレイステーション2」を髣髴させるブラックタワーのデザインなど、実に興味深い製品に見えたのだ。


ブラックフェイスとモールドがPS2をほうふつさせるTA4。下に見えるゴム製のスタンドは固定されているので縦置き利用が前提となっている。フロントパネルにはUSB 2.0が2ポート用意されている

 「すぐにでも使ってみたい」と、その日のうちにGIGABYTEにお願いしたが、評価機材の日本到着は遅れに遅れ、そのうちに、噂を聞かなくなってしまったばかりか、先日のGIGABYTE Expo 2003 Summerでは「かっこいい」TAシリーズの姿はなく、その代わりに「なんとなくDELLっぽい」SAシリーズが展示されていた。

 スタッフに聞くと「TAシリーズの日本発売は中止になって、このSAシリーズを扱うことになった」ということになったらしいという。

 GIGABYTEのおひざ元である台湾では、TAシリーズが販売されているのだからそれはないですよ、と突っ込みながらもその場を引き下がったところ、TA4の日本発売が決定したとの知らせが急遽伝わってきた。

 というわけで、「とにかくいじくらせてください」と無理矢理お願いして、今回の「発売前緊急レビュー」と相成った。

 製品の発売は9月の予定で、スペックや価格などの詳細は現時点では未定。春のイベントでは従来のG-MAXの流れで「ベアボーンキット」として販売するとの話があったが、現在はCPU、HDD、光ディスクドライブ、OSを組み込み、キーボードとマウスもつけた「デスクトップPC」として扱うことも検討されているらしい。

 ベアボーンになるにしろ、デスクトップPCとして販売されるにしろ、基本となるマザーボードは先ほど述べたとおり、μPGA478、DDR SDRAM対応、Intel 845GV搭載となっており、デスクトップPCではミドルレンジクラスといえるFSB 533MHz対応のPentium 4をTA4では扱える。


内部の基板は筐体底面のネジを一つ外せば、背面の取っ手をつまんで引き出すだけ。いたって簡単に取り出せる


マザーボードはGIGABYTEのGA-8IGVT。ミニPCで使える汎用マザーだが、マザーボード単体では今のところ販売されていない。Intel 845GVと実装し、FSB 533MHzとPC2100に対応している。

[長浜和也, ITmedia ]

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