> レビュー 2003年8月19日 04:53 PM 更新

生活防水機能を装備した400万画素フルオートデジカメ
オリンパス光学工業 μ-20 DIGITAL(3/4)

製品写真
総合評価7
デザイン・ユーザーインタフェース9
基本性能6
各種機能6
機動力8
メンテナンス性6
レイティングポリシー

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使い勝手の良いシンプルなユーザーインタフェース

 画質面では得手不得手があって評価が難しいところだが、使い勝手はなかなか良い。レンズカバーを開けるとスイッチが入って撮影可能になるが、レンズカバーに付いているパネルは指が引っかかりやすいので開けやすく、レンズカバー自体も大きめでバランスが良い。


レンズカバーは大きく、閉めた状態ではレンズやストロボ、光学ファインダーが隠れて見えなくなる。やじり型のパネルがデザイン上のアクセントになっている

 電源オフ時には、再生ボタンを押すだけで再生モードで電源が入る。また、USBケーブルでパソコンにつなぐとカメラが自動的にUSBモードで起動するのも、慣れてしまえばとても簡単だ。

 シャッターは横長に大きいので、手の大きさに関係なくラクにシャッターが押せる。一方背面のボタンは最小限であり、またサイズも小さいのでやや押しにくい。しかしこれは防水性との兼ね合いがあるので、ある程度妥協が必要だろう。


ボタン類は小さく、最小限しか用意されてないのがわかる。十字キーがそれぞれバーチャルダイヤル、発光モード、マクロ、セルフタイマーに割り当てられている。同社の他の機種のようにOK/メニューボタンが十字キーの中央にないのが残念

 記録メディアはxDピクチャーカード。カードは側面のカバーを開き、さらにストッパーを外すと取り出せる。取り出し作業はいささか面倒なので、USBケーブルで直接つないだ方が簡単だ。USBポートも側面のカバー内にある。


側面のカバーを手で開き、ストッパーを外してメディアを押すとイジェクトされる。その下にビデオ出力とUSBポートがある

 バッテリーはリチウムイオン充電池。本体からバッテリーを取り出して充電器にセットするタイプなので少々手間がかかる。充電のし忘れなどには注意したい。

 ここまで述べてきたように、μ-20 DIGITALはまさしく気軽に撮りたい人向けの生活防水仕様フルオートデジカメ。ボディも小さくてカッコいい。持ち歩きしやすく気軽にパシャパシャ撮れるという点では、なかなかのデキだ。だが、画素数にこだわらないなら、画質や感度面で下位機種のμ-10 DIGITALの方がちょっと魅力的かも。

[荻窪圭, ITmedia ]

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