> レビュー 2003年8月25日 06:42 PM 更新

10倍ズームと大型液晶モニタが魅力――東芝 Allegretto M700(1/3)

遠くのものを大きく写せる望遠撮影はとても楽しいものだ。写真の幅を大きく広げてくれる。大きく見やすい2.5インチ液晶モニタはフレーミングがラクで、画像再生やスクロールも驚くほど高速だ。

大きく見やすい液晶モニタと少々見づらいEVF

 筆者はバイク乗りである。レース観戦も大好きだ。そんなときに持っていくのは、オリンパスの「CAMEDIA E-100RS」である。すでに発売から3年近く経過したロートルカメラで、画素数は150万しかないし、色味も満足できるものではない。しかし380ミリ相当まで届く10倍ズーム、秒15コマの超高速連写、プリキャプチャー機能など、今でもサーキットでちゃんと活躍してくれる。

 今回レビューした東芝の「Allegretto M700」は、35ミリ換算で37〜370ミリという10倍ズームレンズを装備している。しかしE-100RSほどスポーツ撮影に振ったカメラではなく、汎用的な10倍ズームといったところ。むしろ、オリンパスの「CAMEDIA C-750/740 Ultra Zoom」に近いキャラクターだ。搭載CCDは、1/2.7インチ、320万画素である。

 M700を手に取ると、幅109.6×高さ76.8×厚さ66ミリという大きさのわりには軽いように感じる(実際の重量は約300グラム)。シャッターはボタンが左右にぶれるのが気になるが、半押しも分かりやすく、実用上困るものではない。右手のホールドは良好。グリップが大きめで、男性の手でも小さ過ぎはしないないはずだ。


37〜370ミリ相当の10倍ズームレンズを装備。標準添付のアダプターリングを装着すると、望遠撮影時の左手のホールドも格段に良くなる

 むしろ困ったのは左手の置き場所。200ミリ以上の望遠撮影となると、ぶれてしまってとても液晶モニタを見ながらでは撮れないので、必然的に接眼ファインダーを使うことになる。その際の左手の居心地が悪いのだ。……と思ったら、標準添付のアダプターリングを装着すると実に具合がいい。「標準添付はこのためか!?」と思ったほどだ。

 しかし、接眼で使用する電子ビューファインダー(EVF)は少々見づらい。調べてみると、EVFの液晶サイズは0.33インチ。10倍ズームならEVFも重視してほしかった。

 2.5インチの液晶モニタはさすがに大きく、見やすい。そして、画像再生がびっくりするぐらいに速い。スクロールも高速だ。このあたりは文句なく素晴らしい。モニタの画素数をもっと多くすれば、さらにキレイに見えたはずだ。

望遠系デジカメの液晶サイズと画素数

 液晶モニタEVF
M7002.5インチ12万画素0.33インチ約11万画素
DMC-FZ11.5インチ11.4万画素0.3インチ11.4万画素
C-750 Ultra Zoom1.5インチ11.4万画素0.44インチ18万画素
E-100RS1.8インチ11.4万画素0.55インチ11.4万画素


左半分を占有しているのが2.5インチ液晶モニタ。ユーザー・インタフェースは、MENUボタンや中央にOKボタンを配置した十字キーといったオーソドックスなもの

[西尾淳(WINDY Co.), ITmedia ]

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