PCUPdate：WPC EXPO 2003各社ブースで最新PCをチェック！

> ニュース		2003年9月17日　11:13 PM 更新

　WPC EXPO 2003の会場では、発表されたばかりの新作PCに実際に触れることができる。ソニーの「バイオV」、シャープの3D液晶搭載ノートや、東芝、NEC、松下電器産業の秋モデルのほか、ソーテックは同社初のCentrino対応ノートPCを参考出展した。

　ソーテックの新モデルは、同社初となるCentrino対応A4ノートPC。同社のスタイリッシュPC「Afina」ブランドから発売する。Centrinoを生かした薄型のPCになるという。CPUや搭載ドライブなど詳細は未定としている。

Afinaブランドから登場のCentrino対応ノートPC

　6月に発売した「Afina AS」の新カラー、ホワイトモデルも参考出展している。発売日、価格など詳細は未定。

Afina ASのホワイトモデル

　ソニーブースでは、新モデルの「バイオV」に注目が集まった。液晶TVを彷彿とさせる15インチディスプレイ一体型PCで、マウスやキーボードを片付ければTVにしか見えない独特のスタイルが目を引く。

TVチューナーを内蔵したバイオV。ワイヤレスのマウスやキーボードに驚く人も

　シャープは裸眼で立体視が可能な3D液晶ディスプレイを搭載したノートPC「Mebius PC-RD3D」を3台展示。立体表示を実際に目の当たりにできるとあって、順番待ちの行列ができることも。

3D液晶搭載のMebius PC-RD3D。「目がチカチカする……」という意見もあった

　東芝ブースの新作PCは、ショートカットキーを用途に応じて切り替えられる「ライフスタイルパネル」を搭載した「dynabook EX」シリーズと、メモソフト「Office OneNote」を搭載した「dynabook SS S9」。

ライフスタイルパネル搭載のdynabook EX

　ライフスタイルパネルの付けはずしも体験できる。OneNoteでのメモ取りにチャレンジする人も多かった。

Office OneNoteを体験できるdynabook SS S9

　NECのPC新モデルは、循環水冷方式を採用したデスクトップPCシリーズ「VALUESTAR TX」新モデルと、エントリーモデルのノートPC「LaVie L」。

壁紙やスクリーンセーバーの変更ソフトも試せるLaVie L

　VALUESTAR TXはリビングルームにも置ける静音PCならではのホームサーバとしての使い方のデモンストレーションも行われていた。

水冷PCのVALUESTAR TX。TVチューナーを搭載する

　松下電器産業は、秋モデルの「Let'snote W2」「Let'snote T2」「Let'snote R2」を出展。CPUを超低電圧版Pentium M/1GHzに強化したのが特徴だ。Let'snote内部を構成するパーツも展示されていた。

Let'snote W2

Let'snoteの基板も展示

関連記事

特集：WPC EXPO 2003

[岡田有花, ITmedia ]

モバイルショップ