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2003年11月12日　03:00 PM 更新

原点に戻った505――バイオノート505エクストリーム PCG-X505/P（4/4）

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ソニースタイルモデルでは更なる軽量化を実現

　X505には、一般に販売される「PCG-X505/P」に加え、ソニースタイルのみで販売されるスペシャルモデル「PCG-X505/SP」が用意される。マシンの基本スペックは全く変わらないものの、ボディ素材としてF1マシンなどで利用されているカーボンファイバー積層素材を採用することにより、785グラムという更なる軽量化を実現した。

右がソニースタイルで販売されるスペシャルモデル「PCG-X505/SP」。左がPCG-X505/P

　さらに、「エグゼクティブモバイルパッケージ」というものが用意され、PCカードモデム、液晶ディスプレイのプライバシーフィルター、本体および周辺機器を収納できるアルミ製の専用ハードケースが付属する。一般販売モデルでも非常にそそられるマシンだが、ソニースタイルモデルは、それ以上に物欲が刺激される。特に、バイオフリークにとっては見逃せないモデルと言ってよいだろう。ただし505にちなんで「505個限定」だ。

　ところで、X505シリーズの販売価格だが、一般販売モデルであるX505/Pが店頭予想価格で約30万円、ソニースタイルモデルであるX505/SPが34万9800円、さらにソニースタイルモデルのエグゼクティブモバイルパッケージは40万円だ。

　さて、読者の皆さんはこれを高いと考えるか安いと考えるか、どちらだろうか。数々の先端技術を駆使して作られているということを考えると妥当な金額とも思えるが、普通の「1スピンドル・サブノートパソコン」として見ると、かなり高価だと感じる人は多いはずだ。

　ただはっきり言って、他のノートPCにはない、持つことに対する満足感を与えてくれるマシンであることは間違いない。初代バイオノート505と同じような一大旋風がまた吹き荒れる、そんな予感のするマシンだ。

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[平澤寿康, ITmedia ]

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