> ニュース		2003年11月25日　07:30 PM 更新

GIGABYTEの一足早い「冬の」プライベートイベントにPT880マザー登場

　今年のGIGABYTEプライベートイベントは季節ごとに行われているが、今回はタイトルにもあるように「冬のイベント」という位置付け。ビンゴゲーム大会にGIGABYTE製品の一斉展示、そして記者発表会の雰囲気を体験できる製品説明会と、恒例の3部構成＋フリードリンクサービスで来場者を楽しませてくれた。

　製品展示のメインは、このところ相次いで登場しているVIAにSiS、ATIといったサードパーティ製チップセットを搭載した最新マザーボードと、先日取り扱い開始を発表したNVIDIA製GPUを搭載したビデオカード。

　マザーボードでは、VIAのPT880搭載マザー「GA-8VT880 Ultra」やSiS655TXを搭載した「GA-8S655TX Ultra」が日本のユーザーに初めて公開された。また、安価ながら「M.I.A.」や「C.I.A.」といったアクセラレータ機能をサポートして人気の「GA-8IPE 1000Pro-2」にGIGABYTE専用無線LANモジュールを同梱した新製品「GA-8IPE1000 Pro-2W」など、GIGABYTEマザーボードラインアップのほとんどが会場に姿を見せていた。

VIA PT880搭載のGA-8VT880 Ultra

SiS655TX搭載のGA-8S655TX Ultra

　製品展示でユーザーの注目を集めていたのがNVIDIAとATIというGPUの両雄がそろい踏みとなったビデオカード。それぞれの最上位機種「GeForce FX 5950 Ultra」「RADEON 9800 XT」搭載ビデオカードから、ミドルレンジ、バリューモデルと、こちらも全ラインアップが展示されていた。

　また、GIGABYTEが今年になって力を入れている、本体系や周辺機器系製品の展示も充実。COMPUTEX TAIPEI 2003で紹介されて注目を集めた「血圧計つきマザーボード」や、前々から紹介されていたものの、ようやく製品が登場しそうなグラフィックイコライザー表示機能付きDVD-ROMドライブ「GO-M1600A」などが、ノートPCやベアボーンキットとともに紹介されていた。

GO-M1600A。PCなしでも音楽CDの再生やFM放送の受信が可能。展示でもマザーボードなしのケースで動作させるデモを行っていた

血圧計つきマザーボードのデモ。GIGABYTEのR＆Dからわざわざ借りてきた製品を展示しているが、コンシューマー市場での製品化は未知数

　製品説明会では、現在予定されているGIGABYTE製品のロードマップを紹介。GIGABYTEマザーの特徴である「6Dual」など、「高性能多機能路線」を参加者にアピールしていた。

　ロードマップの説明で注目を集めたのが、ATIの統合型チップセット搭載マザー。現在、RADEON 9100 IGPを搭載した「8TRS300M」がラインアップとして用意されているが、2004年の始めには次期統合型チップセット（説明のスライドでは「RS3?0」「RC35?」の「RADEON 9200 IGP」と表記されている）を搭載したマザーが登場する予定になっている。

説明会で示されたPentium 4向け統合型チップセット搭載マザーのロードマップ。RADEON系以外でもPT880の統合型「PM880」などがまもなく登場する予定になっている。

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[長浜和也, ITmedia ]

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