ワイヤレス・ネットワークへの誘い(2/2)
アクセスポイントをWL-300gで確保したら、次はクライアントをワイヤレス化していこう。ワイヤレス化というと多くの人がノートPCを思い浮かべるが、ASUSTeKのマザーボードを使っていれば、デスクトップPCでも簡単にワイヤレス化できる。そう、K8V Deluxeを紹介した際に登場したWi-FiスロットとWi-Fiカードの組み合わせだ。 Wi-FiスロットはASUSTeK独自の技術であり、K8V DeluxeやP4P800 Deluxeなど、同社のマザーボードに搭載されている。このWi-FiスロットにWi-Fiカードを装着し、ドライバやユーティリティをセットアップするだけで、いとも簡単にデスクトップPCのワイヤレス化が実現する。また、Wi-Fiカードは外部アンテナとセットになっており、電波状況に合わせて設置することができる。 Wi-Fiカードが対応するのはIEEE802.11b、最大11Mbpsのデータ通信となるが、先ほども書いた通り、インターネットを利用するなら充分なスピードである。日本の木造家屋は幸いなことに、ワイヤレス・ネットワークの電波状況が広範囲に渡っている。例えば1階と2階、端から端の部屋同士であっても、かなり良好な電波状態でデータ通信できるのだ(築35年の木造家屋で実証済み……我が家です)。
![]() こちらはK8V Deluxeでも登場したWi-Fiカード。IEEE802.11bに対応している。K8V Deluxeだけでなく、P4P800 DeluxeなどのASUSTeK製マザーボードに取りつけ可能だ
![]() ネットワークをスマートに構築するコツは、無線と有線を同居させ、うまく使い分けることだ。ASUSTeKのマザーボード、ワイヤレスネットワークパーツなら、それがスムーズに行なえる
さて、デスクトップPCをワイヤレス化したら、残るはノートPCである。「何を今さら……Centrinoテクノロジでワイヤレスなんて標準装備だよ」と言う人もいるだろう。が、しかし。Centrinoテクノロジに代表されるノートPCのワイヤレス・ネットワークは、IEEE802.11bがほとんどなのだ。それを見越しているかのように、ASUSTeKのワイヤレスLANカード、WL-100gはちょっと違う。いや、名称を見ればすぐ分かることなのだが、IEEE802.11g対応なのだ。 当然、アクセスポイントがIEEE802.11g対応であれば、データ通信が最大54Mbpsの高速で行なえる。ちなみWL-100gはIEEE802.11bにも対応しているので、アクセスポイントがIEEE802.11g対応でなくても心配ない。すでにノートPCがワイヤレス・ネットワーク対応であっても、IEEE802.11bのみであれば、WL-100gを導入する価値があるのだ。 こうして見ているとデスクトップ、ノートに関係なくネットワークはワイヤレス化が可能だと分かる。だが、ケーブルを使用する有線ネットワークも適所適材で活用したい。というのも例えば前回取り上げたDiGiMatrixなどは、ギガビットEthernetポートを標準装備している。IEEE802.11gがいくら高速といっても、ギガビットEthernetのスピードには追いつけない(100BASE-TXでもそうなのだが)。 有線とワイヤレスを適所適材で使い分ける。ネットワークがPCの必須条件となった今、利用する側にも柔軟な対応が必要ということなのだろう。ありがたいことにASUSTeKのマザーボードやパーツなら、それをスムーズに実現させられる。既存のネットワーク環境、そしてこれからのネットワーク環境へ、ぜひ積極的に活用して行きたいものだ。
![]() ASUSTeKのワイヤレスLANカードアダプタ、WL-100g。やはりIEEE802.11gに対応し、最大54Mbpsで通信可能だ
![]() WL-100gはTYPEIIスロット、CardBUS対応である。アンテナは可動式になっており、アクセスポイントに合わせて角度を調整できる 関連リンク [高橋敏也, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. 前のページ | 2/2 | 最初のページ モバイルショップ
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