FMで飛ばせるMP3プレーヤー――D Cube NMP-612T/256(1/2)「D Cube NMP-612T/256」は、256Mバイトのメモリを内蔵する、USBフラッシュメモリ型の携帯音楽プレーヤーだ。FMトランスミッタとチューナーを内蔵しており、D Cubeに保存した音楽データをFMラジオやカーステレオで聞いたり、FM放送を直接MP3ファイルで録音できるのが特徴だ。
丸紅インフォテックから発売される「D Cube NMP-612T/256」(以下、D Cube)は、256Mバイトのメモリを内蔵する、USBフラッシュメモリ型の携帯音楽プレーヤーだ。今回は発売前の試作製品を借りることができたので紹介する。 D CubeはFMトランスミッタとチューナーを内蔵しており、D Cubeに保存した音楽データをFMラジオやカーステレオで聞いたり、FM放送を直接MP3ファイルで録音できるのが特徴だ。対応フォーマットはWMA(32Kbps〜192Kbps)、MP3(8Kbps〜224Kbps)、TVFの3種類で、MP3はVBR対応となっている。
256Mバイトのメモリを内蔵する、USBフラッシュメモリ型の携帯音楽プレーヤー
パソコンとの接続はUSBで行うが、対応はUSB1.1のみとなっている。搭載メモリ容量が256Mバイトで、現在主流のHDD内蔵型プレーヤーに比べて、大量の音楽ファイルを転送することはないだろうが、やはりUSB2.0に対応してないのは非常に残念だ。 4.6Mバイトの音楽ファイルを転送してみたところ、約12秒という結果となった。ストレスを感じるほどではないが、複数のファイル転送時には気になる速度だ。 コネクタ部分は背面の「USBコネクタスライダ」でボディに収納できるスマートな設計で、ノートPCなどでUSBポートに直接差し込めない場合のために、延長ケーブルが同梱されている。
「USBコネクタスライダ」でPCと接続してファイルを転送する D Cubeとパソコン間でのファイル転送や音楽CDからのリッピング、エンコードには、付属ソフト「Cube Audio Manager」で行う。また、「Lyrices ED」機能を利用すれば最大3行分の歌詞を、ディスプレイに表示できる。 電源は単三電池1本で、スペック上の連続再生時間は約22時間だ。実際に単三ニッケル水素電池を使用し、再生し続けたところ約18時間でバッテリー残量のアイコンが減り始め、約20時間で電池切れという結果となった。使用条件にもよるが、これならば携帯音楽プレーヤーとしては十分満足できる再生時間だ。 曲やメニューの選択は、本体下部のジョグキーで行い、キャンセルは本体上部のボタンで行うが、操作感はよいとは言えない。特に上部「A-B/SPD」のボタンは、区間リピートや音楽フォルダの切り替え、トランスミッター動作切り替えボタンを兼ねているため、すぐに誤操作となりやすいのが気になった。
本体下部のジョグキーで曲やメニューを選択する 特に、アルバムやアーティスト名でフォルダを分けている場合、A-B/SPDでフォルダ階層を上がり、ジョグキーでフォルダや曲を選び、同じジョグキーを押し込むことで決定する手順だ。慣れないうちは選曲するだけで手間取ってしまった。 「Menu」からは、スクロールスピード、バックライトオン/オフ、LCDコントラストなどが調整でき、メインメニューの内容はすべてアイコンで表示されている。
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