ニュース
消費電力量を3割削減、電車内照明をLEDに:LED照明
東日本大震災直後、電車は間引き運転を強いられた。その車内は照明が点灯することがなく、薄暗かった。今でも蛍光灯を間引いたままの電車を見かける。京浜急行電鉄は電車内の照明をLED照明に切り替え、運行を開始した。
京浜急行電鉄は、同社の電車車両の車内照明をLED照明に切り替え、運行を始めたと発表した。蛍光灯による車内照明にくらべて、LED照明を採用することで、およそ3割の電力を削減できるという。
車内照明をLED照明に切り替えたのは、同社の「新1000形ステンレス車両」(図1)。6両編成で、主に普通電車として運行しているという。2012年6月18日〜7月28日の間は車両にラッピングを施して運行するという(図2)。
関連記事
- 消費電力量をおよそ6割削減、工場の天井照明をLEDに切り替え
住宅メーカーのエス・バイ・エルは、自社工場の天井照明をLED照明に切り替えた - 新店舗に1000台近くを導入、5年弱でコスト回収へ
家電量販店のコジマは、東京都世田谷区の新店舗にLED照明を導入した - 最新ビルに自社開発のLED照明を導入、消費電力量を52%削減
森ビルは、従来のLED照明に問題を感じ、照明器具を自社開発した - 1万6000台のLED照明を採用、大型商業施設の電力使用量を削減
大和ハウス工業が自社で所有・運営する大型商業施設4か所の照明をLEDに切り替えた
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.