一番高く売れる再生可能エネルギーは？：ウイークエンドQuiz（2/2 ページ）

7月1日から「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が始まる。5種類の再生可能エネルギーが15区分に分けられて、2012年度の買取価格が決められている。さて一番高く売れる再生可能エネルギーは、どの発電方法によるものだろう。

[スマートジャパン]

正解：

　最高価格＝「2.風力」　57.75円　（出力20kW未満の場合）

　最低価格＝「5.バイオマス」　13.65円　（リサイクル木材燃焼発電の場合）

　＊いずれも電力1kWhあたりの単価

ミニ解説：

　再生可能エネルギーの買取価格は、それぞれの発電設備の建設費と年間の運転維持費をもとに、発電事業としての収益リスクを加味して決められる。

　買取価格が最も高い小型（出力20kW未満）の風力発電の場合、1kWあたりの建設費が太陽光発電の3〜4倍もかかることが最大の要因になっている。

　これに対してリサイクル木材を燃料に使うバイオマス発電では、建設費が安いうえに収益リスクも小さいことから、小型の風力発電と比べて4分の1程度の価格に設定された。

　　　　固定価格買取制度による調達価格（2012年度、税込）。出典：資源エネルギー庁

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