ニュース
V2Hシステム無償提供第4弾、福岡県に110セット:蓄電・発電機器
大阪府/市、北九州市、佐賀県と、電気自動車「リーフ」を利用したV2Hシステムの無償提供を積極的に進めている日産自動車が、福岡県にも提供を始めることを明らかにした。提供数は合計で110セット。
日産自動車は2012年7月13日、電気自動車「リーフ」の蓄電池に充電した電力を家庭でも利用可能にするV2Hシステム“LEAF to Home”(図1)を福岡県に無償提供すると発表した。大阪府/市、北九州市、佐賀県に続く4例目だ。
提供内容はこれまでのものと大きくは変わらない。複数の公共施設に提供し、さらに県内の個人や企業に提供する。個人や企業への提供数は合計で110セット。希望者からの申し込みは2012年7月13日の12:00〜7月26日の18:00まで、「日産リーフで節電アクション」事務局で受け付ける。応募多数の場合は抽選となる。
“LEAF to Home”のうち、リーフは2013年3月末までの無償貸与。リーフに充電した電力を家庭で利用可能にする充電器「EVパワーステーション」は無償で提供する。
関連記事
- 今度は佐賀県、V2Hシステム50セットを無償提供
佐賀県にもV2Hシステムを50セット無償で提供する - 電気自動車でピークシフト促進、V2Hシステムを北九州市に無償提供
北九州市にV2Hシステムを50セット、無償で提供する - 250セットを無償提供、電気自動車とV2Hシステムでピークシフト促進
日産自動車は大阪府と大阪市に、電気自動車とV2Hシステムを無償で提供する - 電気自動車を家庭用電源に、世界初の実用システムが登場
日産自動車は他メーカーに先んじて実用システムの販売を始める - キーワード解説「Vehicle to Home(V2H)」
EVなどが搭載している蓄電池を、住宅でも利用する動きを「Vehicle to Home(V2H)」と呼ぶ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.