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日本で最も規模が大きいメガソーラーはどこにある?:ウイークエンドQuiz(2/2 ページ)
ソフトバンクや大林組など、電力事業とは関係が薄いように見える企業が大規模な太陽光発電所、「メガソーラー」を建築する計画を続々と発表している。発表があった計画のほとんどは建設中か計画段階のものだが、すべてが現実のものになればかなり大きな電力を得られる。では、現在日本で稼働しているメガソーラーの中で、最も規模が大きいものはどの県にあるのだろうか?
正解:
b.神奈川
ミニ解説:
2012年8月現在、日本で稼働している太陽光発電所の中で最も大規模なものは神奈川県川崎市の臨海部にある「扇島太陽光発電所」だ。運転開始は2011年12月19日。川崎市と東京電力が共同で計画を進めたもので、現在は東京電力が運営している。最大出力は1万3000kW(13MW)で、年間発電量は約1370万kWh。これは、一般家庭の年間消費電力量にして約3800軒分になるという。
東京電力は扇島太陽光発電所の隣にある「浮島太陽光発電所」も運営しており、両方の太陽光発電所の合計最大出力は2万kW(20MW)にもなる。
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