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エネファームで作れる電力の量は?:ウイークエンドQuiz(2/2 ページ)
ガスから水素を取り出して、発電しながらお湯を沸かす家庭用燃料電池「エネファーム」が人気を集めている。電力会社からの受電量が減るので、光熱費全体を抑えられる。では、エネファームが発電する電力は、一般的な家庭が消費する電力のうち、どの程度になるのだろうか?
正解:
e.6割
ミニ解説:
東京ガスによると、エネファームが作る電力で一般的な家庭が消費する電力の6割程度をまかなえる。ガスを使って発電するため、ガスの使用量は増えるが、ガス会社はエネファームを導入する世帯向けに、専用の割引料金プランを用意している。東京ガスの試算ではエネファームを導入することで、年間の光熱費を5万〜6万円削減できるという。
エネファームは光熱費削減に大きく貢献するが、本体価格が高く付くという欠点がある。そこで政府は「民生用燃料電池導入支援補助金」制度を用意しており、エネファームを購入した世帯に本体価格の一部と設置工事にかかった費用の半分を補助している。
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