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風力発電の好適地に大型風力発電所、出力は28.8MW:自然エネルギー
住友商事の100%子会社が秋田県男鹿市に大規模風力発電所を建設する。一般に北海道と東北地方は、風力発電に適していると言われるが、男鹿市は年間平均風速が6m/秒を超える場所が多く、特に風力発電に適している。
住友商事の100%子会社で特定規模電気事業者であるサミットエナジーは、秋田県男鹿市に出力約28.8MW(2万8800kW)の大規模風力発電所を建設することを明らかにした。事業会社「男鹿風力発電株式会社」を設立し、この会社が建設と運営を担当する形を採る。
事業会社にはサミットエナジーが95%出資するほか、男鹿市を拠点とする加藤建設のグループ会社であるエンタープライズ秋田が5%出資する。加藤建設は男鹿市に風力発電所を建設することを想定して、年間平均風速を計測するなど、事業化の機会を狙っていた。
環境省が公開したデータによると、男鹿市は年間平均風速が6m/秒を超える場所が多く、風力発電に適した土地と言える(図1)。
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