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夏のピーク電力20%削減に成功、太陽光やコージェネで自家発電:蓄電・発電機器
給湯器メーカーのノーリツは7月〜9月の3か月間に、最大使用電力(ピーク)を約20%削減した。関西電力の管内にある事業所を中心に、太陽光やガスコージェネレーションによる発電、LED照明による節電、さらにデマンドコントローラによるピークカットも実施した。
ノーリツは関西電力の管内にある15事業所と東京電力管内にある3事業所の合計18か所を対象に、7月〜9月の3か月間に最大使用電力(ピーク)を2010年比で15%削減する目標を立てていた。空調や照明、OA機器など9つの分野で合計20項目にのぼる節電対策を実施した結果、3か月を通して目標を上回る約20%のピーク削減に成功した(図1)。
各種の節電対策に加えて、自家発電設備を増強したことも大きく寄与した。2012年に入ってから太陽光発電システムやガスコージェネレーションを事業所に設置して電力会社から購入する電力を抑えてきた。
このうち太陽光発電システムは5月から2つの事業所で稼働を開始しており、さらに年内に3か所でも稼働する予定になっている(図2)。5つの事業所の合計で240kWの発電規模になり、来年の夏には今年以上にピークを低減できる見込みだ。
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