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「おうち発電プロジェクト」が4月以降も継続、住宅のリフォームに適用:スマートホーム
ソフトバンクモバイルの「おうち発電プロジェクト」を4月から東急グループが継続して実施することになった。住宅の屋根に太陽光発電システムを設置して、発電した電力の売電収入の一部を住宅のオーナーに還元する制度で、既築住宅の全面リフォームに合わせて同じ仕組みを適用する。
「おうち発電プロジェクト」はソフトバンクモバイルが2012年12月21日に開始して、2013年3月31日まで募集を受け付けていた。新たに東急グループの住宅メーカーである東急ホームズがソフトバンクモバイルの協業代理店になって、4月以降も同じ制度を継続する。
東急ホームズは既築住宅を全面リフォームする主力商品の「暮らしアップGREEN」を拡販中で、合わせて光熱費をゼロにするプランとして太陽光発電システムの設置を進めている。暮らしアップGREENでリフォームした場合に限定して、おうち発電プロジェクトの制度を引き続き適用する。
おうち発電プロジェクトはソフトバンクモバイルが住宅の屋根を借り受けて、無償で太陽光発電システムを設置し、電力会社に売電した収入の一部を住宅のオーナーに還元する制度だ(図1)。停電時には太陽光発電システムからの電力を住宅の電源として利用できるメリットもある。
ソフトバンクモバイルは1000棟に導入することを目標に募集を続けてきた。4月以降に協業代理店としてプロジェクトを継続するのは東急ホームズが初めてである。今後も同様の形で協業代理店を増やす可能性がある。
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