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集合住宅の屋上貸しがスタート、15年後には35MW規模を目指す:自然エネルギー
旧公団住宅の管理運営や賃貸などを手掛ける独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)は、管理している集合住宅の屋上を太陽光発電事業を手掛ける業者に貸し出すことを決め、第1弾となる事業者の公募を始めた。
今回貸し出す集合住宅は「ニュータウン小山田桜台(東京都町田市)」。25棟の集合住宅が集まっており、太陽光発電システムを設置可能な面積は8200m2となる。2013年2月には事業者を決めて設置工事を開始して、2014年1月に稼働を始めることを目指している。
入札の結果、屋上の賃借権を得た事業者は、賃借料をUR都市機構に支払って集合住宅の屋根に太陽光発電システムを設置する。発電した電力を全量電力会社に売電し、収入を得ることができる。
ただし、事業者は太陽光発電システムの維持管理にも責任を持たなければならない。停電時には、賃貸住宅の居住者に太陽光発電システムが発電した電力を提供するという条件も付く(図1)。
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