ニュース
工場を利用したメガソーラー、宮城県で3.9MW:自然エネルギー
工場立地を利用したメガソーラーの勢いが止まらない。宮城県ではオプトロムが3カ所合計で3.9MWのメガソーラーを計画、2013年夏には運転を開始する予定だ。
光ディスクや省エネ蛍光灯などを製造するオプトロムは、本社工場などを利用したメガソーラーを宮城県内に計画中だと発表した。2013年夏を目標に合計最大出力3.9MWのメガソーラーに取り組む。太陽光発電事業を進めるネットスタジアムと協業して、建設、運営、保守に当たる予定だ。
メガソーラーの概要は以下の通り。仙台青葉太陽光発電所は同社の本社工場の屋根や駐車場などに設置する(図1)。丸森1号と2号は遊休地に敷設する。東北電力への受電側接続検討申込書を提出しており、得られた電力は東北電力に100%売電することを計画している。
- 仙台青葉太陽光発電所(仙台市青葉区、出力1000kW)
- 丸森1号太陽光発電所(宮城県丸森町、出力1995.2kW)
- 丸森2号太陽光発電所(宮城県丸森町、出力997.6kW)
なお、オプトロムは2012年12月、出力22万176kW(約22MW)のメガソーラーを岩手県一関市に建設する計画を発表している。仙台の3カ所を発表した時点で、岩手県の計画も継続中であるとした。
関連記事
- 工場にメガソーラーを相次いで建設、不況時の遊休資産を無駄にしない
極東開発工業が福岡工場に1.5MW - 海外への生産移転で閉鎖した工場跡地にメガソーラー
繊維大手のグンゼが全国3か所で合計5.4MW - 全国9か所の工場に太陽光発電システムを設置、合計で8.2MWに
2013年9月に9か所すべてで発電を開始 - 工場の屋根を太陽光発電に20年賃貸、5000坪で1.5MWに
北陸コカ・コーラが富山県の主力工場をオリックスへ - 太陽光発電の事業化が加速、10年で採算がとれる
再生可能エネルギーの固定価格買取制度(4)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.