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リゾートの未利用地をメガソーラーに、高原のゴルフコースの隣に2MW:自然エネルギー
リゾート開発大手のリゾートトラストは福島県で運営する大規模なリゾート施設の未利用地に、発電能力が2MWのメガソーラーを建設する。ゴルフコースに隣接する25万平方メートルの敷地の一部に太陽光パネルを設置する計画で、2014年春から稼働する予定だ。
メガソーラーを建設する場所はリゾートトラストの主力リゾート施設である「グランドエクシブ那須白河」の敷地内にある。27ホールで構成するゴルフ場に隣接する未利用地の一部に太陽光パネルを設置する(図1)。設置面積は2万3200平方メートルにおよぶ。
2013年7月1日から工事を開始して、2014年の春に稼働する予定だ。発電能力は約2MW(メガワット)で、年間の発電量は200万kWhを想定している。一般家庭500世帯分の電力使用量に相当する規模になる。
リゾートトラストは那須白河を含めて全国5か所で複合型の大規模なリゾート施設を運営するほか、北海道を除く全国各地にリゾート施設を展開している。太陽光発電などの再生可能エネルギーに取り組むのは那須白河が初めてである。今後は他のリゾート施設にも導入対象を拡大していくものとみられる。
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