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奈良県で2MWのメガソーラー、ゼネコンの機材置き場を利用:自然エネルギー
建設事業に取り組む淺沼組は、奈良県にある自社の機材置き場を再利用し、出力2MWのメガソーラーを立ち上げる。総投資額は約5億円だ。
工場や倉庫を所有する企業は太陽光発電に乗り出しやすい。発電に適した大面積の土地確保がたやすいからだ。このような企業が続々メガソーラー事業に乗り出している。
中堅ゼネコンである淺沼組は、2013年7月、奈良市でメガソーラー事業を始めると発表した。約5億円を投じて、自社が所有する「奈良機材センター」の土地、2万766m2を再利用する。
淺沼組が立ち上げるのは「Asanuma奈良太陽光発電所」(奈良市、図1)。出力1.958MW、年間予想発電量は240万〜270kWh。関西電力に全量売電し、1年間で約1億円の売り上げを見込む。
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連載:日本列島エネルギー改造計画(奈良)
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