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物流サービス企業が太陽光を一気に導入、千葉県には2.8MWのメガソーラー:自然エネルギー
物流倉庫は高さがあり、日陰を生じる高い建物があまりない地域に位置することが多い。このため、屋根の強度が許す限り太陽光発電システムを導入できる。SBSホールディングスは3カ所の物流倉庫に加えて、地上設置型のメガソーラーの運営も開始した。
太陽光発電を始める際、他の用途に使いにくい未利用地を持っていることが有利に働く。物流関連の企業にとって、高さがあり、日陰が生じにくい物流センターの屋根が未利用地だ。
物流サービスを提供するSBSホールディングスは2013年3月から8月にかけて3つの物流センターに太陽光発電システムを導入した。「野田吉春物流センター」(千葉県野田市、514kW)、「千曲物流センター」(長野県千曲市、604kW)、「川越物流センター」(埼玉県川越市、830kW)だ。
2013年8月には7億5000万円を投じた同グループ初の地上設置型のメガソーラー「芝山太陽光発電所」(千葉県芝山町、2.826MW、図1、図2)の運営を開始した。SBSグループが保有する2万1693m2の土地に、ソーラーフロンティアのCIS太陽電池モジュールを1万7664枚設置、年間発電量306万5419kWhを予想する。全量を東京電力に売電し、年間約1億2000万円の売電収入を見込む。
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連載:エネルギー列島2013年版(12)千葉
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