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電力や水道の使用状況からシステムが判断、子供や高齢者の見守りが可能に:スマートホーム
ファミリーネット・ジャパンがHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)を使った見守りサービスを2014年4月から開始する。家庭内の電力や水道の使用状況を監視しながら、あらかじめ設定した条件によって、子供や高齢者の在宅状態をメールで送信したりセンターへ通知したりすることができる。
通常の見守りサービスは対象者が緊急ボタンを押すなどの操作が必要だが、HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)を使うと対象者を煩わせることなく遠隔で見守りが可能になる。例えば子供が帰宅する時間帯にエアコンの電源が入ると保護者の携帯電話にメールが送られたり、高齢者が一定時間以上にわたって水道を使わないと管理センターに通知が届いたりする(図1)。
電力や水道の使用状況をリアルタイムに把握できるHEMSならではの新しい見守りサービスである。マンション向けにエネルギー管理サービスを提供するファミリーネット・ジャパンが2014年4月1日から開始する予定だ。ファミリーネットはマンションや戸建て住宅向けに「me-eco(ミエコ)」と呼ぶHEMSを使ったサービスを提供中で、新サービスとして見守りの機能を追加する。
me-ecoは専用の計測装置を分電盤に接続して、家庭内の電気機器の電力使用量を見える化するほか、水道メーターやガスメーターとも接続して時間別・日別・月別の使用量や料金をグラフに表示することができる(図2)。分電盤や各メーターから送られてくる計測データを利用して見守りサービスも実現する。
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