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「ソフトウェア電球」が実現、iPhoneからLED電球を自在に操る:LED照明(2/2 ページ)
フィリップスのLED電球はソフトウェア制御を受け付ける。iPhoneのアプリケーションを使って、自在に遠隔制御できるということだ。SNSや位置情報などと照明を組み合わせた新しい使い方が立ち上がる。
自分でプログラミングも可能
このような機能を利用できるのは、LED電球自体がソフトウェア制御を受け付けるためだ。LED電球を制御するためのAPI(Application Programming Interface)の仕様は公開されている。iOS用SDKなども公開されている。これらを用いて、海外では既に30種類のアプリケーションやライブラリが第三者によって公開されているという。
例えばソーシャルネットワークサービス(SNS)でタグされた瞬間に光の加減で知らせる、天気予報に応じて電球の色がわずかに変わる、帰宅時に家に近づくとiPhoneの位置情報サービスと組み合わせて照明が付くといった面白い使い方が可能だ。
Philips hue用のAPIは大きく5種類に分かれる。ライトAPI、グループAPI、スケジュールAPI、コンフィギュレーションAPI、ポータルAPIだ。ライトAPIではLED電球を検索したり、LED電球の状態を取得、設定したりできる。グループAPIではLED電球をグループ化し、グループに対して全体として制御を行う。スケジュールAPIはタイマー機能などを実現するために使う。コンフィギュレーションAPIはユーザー管理に使う。ポータルAPIは現在拡張中のAPIであり、ブリッジ関連の操作に使う。
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