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14カ所のメガソーラーを稼働、NTTファシリティーズが発電事業を急拡大:自然エネルギー
NTTグループで建設事業とエネルギー事業を運営するNTTファシリティーズが全国各地で相次いでメガソーラーを稼働させている。共同事業を含めると2012年10月からの1年余りのあいだに14カ所へ展開して、発電規模は合計で49MW(メガワット)に達した。さらに現在も5カ所で建設中だ。
群馬県の安中市にあるゴルフ場の跡地で、11月7日に「F下秋間太陽光発電所」が運転を開始した(図1)。NTTファシリティーズが2013年に入ってから稼働させた12番目のメガソーラーで、2012年に運転を開始した2カ所を加えると合計14カ所になる。
最初のメガソーラーを稼働させたのは2012年10月のことで、平均すると1カ月に1カ所のペースで拡大している。発電規模は14カ所の合計で49MW(メガワット)になる。さらに建設中の5カ所を加えると、2014年5月には60MWに達する予定だ。建設場所も関東を中心に全国13県に広がる。
その中で規模が最も大きいのは、佐賀県の神埼市で2013年7月に運転を開始した「吉野ヶ里メガソーラー発電所」である(図2)。発電規模は12MWにのぼり、年間に1285万kWh、一般家庭で3600世帯分の電力を供給することができる。佐賀県が所有するテクノパークの跡地を賃借して建設した。
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