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日本一長い橋にLED照明、電力を40%削減LED照明(2/2 ページ)

東日本高速道路は2014年7月、東京湾アクアラインの一部、アクアブリッジの走行支援用照明をLEDに置き換え終わったと発表した。消費電力を40%削減できる他、道路用照明として優れているという。

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ナトリウムランプを置き換え

 橋梁部の照明は着工以前、高圧ナトリウムランプを取り付けたポール照明だった。57本のポール照明を、LEDに置き換えた(図3)。照明の数が5倍に増えているものの、1灯辺りの消費電力を約88%削減できたため、電気使用量の40%削減につながった。


図3 工事前(左)と工事後(右)の照明 出典:東日本高速道路

 「LEDを取り付けた位置は、路面から約1mの高さの高欄(欄干)」(東日本高速道路関東支社)。照明の数が増えていることもあり、夜間の走行誘導性が高まったという(図4)。加えて、海上や夜空への光の漏れが抑制できた。


図4 海ほたるPA側からの様子 出典:東日本高速道路

 同社では日本の高速道路のうち、海上部長大橋に取り付けたLEDによる低位置照明としては最も長いと主張する。

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