i-MiEVが25万前後の値下げ、安全機能を同時に追加:電気自動車
三菱自動車は2014年10月9日、電気自動車「MiEV」シリーズの値下げと、安全性向上など3つの機能改良を発表した。国の補助金を利用すると、MINICAB-MiEV TRUCKの場合、約148万円(税込)となった。
三菱自動車は2014年10月9日、電気自動車「MiEV」シリーズの値下げと、機能の改良を発表した(図1)。国の補助金*1)を利用すると、例えばMINICAB-MiEV TRUCKの場合、価格は約148万円(税込、以下同じ)である。
軽乗用車「i-MiEV」の価格を最大約26万円下げて、226万1520円〜283万8240円とした。軽商用車「MINICAB-MiEV VAN」は最大約27万円下げて、198万6120円〜239万6520円、同「MINICAB-MiEV TRUCK」は最大約25万円下げ、165万5640円。
*1) クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金。
改良点は大きく3点ある。第1に、アクセルを踏み込まないことで回生ブレーキが働いた場合の安全性強化である。強い減速度を検知した場合、ブレーキペダルを踏んでいないのにもかかわらず、ストップランプが自動で点灯する。これは後続車に注意を促すためだ。
第2も安全性強化のための改良だ。傾斜のある駐車場などで充電中に、パーキング以外へシフトチェンジした場合にブザーを鳴らす。車両の動き出しを防止するためドライバーに警告する機能だ。以上の2点をi-MiEV、MINICAB-MiEV VAN、MINICAB-MiEV TRUCKの全車に標準装備した。
第3はMINICAB-MiEV TRUCKに限り、「キーレスオペレーションシステム」をメーカーオプションとして取り入れたことだ。
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