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太陽電池の新しい姿、熱利用から光透過や高効率まで蓄電・発電機器(3/3 ページ)

シャープは東京で開催された「スマートエネルギーWeek 2015」においてさまざまな太陽電池技術を見せた。開発中の高効率品の他、光の他に熱も利用する「PVサーマルシステム」や、フレキシブルで軽量なことを特徴とするシースルー太陽電池だ。

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高効率を狙うBLACKSOLAR

 シャープが戸建住宅向けなどに販売する高効率な太陽電池を「BLACKSOLAR」と呼ぶ。現在最も出力が高いのは42セルを内蔵する「NQ-210AD」(出力210W、関連記事)。会場では開発中の220W品を展示した(図6)。


図6 参考出展した「BLACKSOLAR」 出力は220W

 BLACKSOLARの開発ロードマップは図7の通り。既に変換効率25.1%の新型セルを開発済みだ(関連記事)。これを現在と同じ寸法の太陽電池モジュールに適用すると、出力を250Wまで高められるという。


図7 BLACKSOLARの開発ロードマップ
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