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再生可能エネルギー10万kWへ、関西電力がメガソーラーを運転開始:自然エネルギー(2/2 ページ)
関西電力グループで最大のメガソーラーが和歌山県で運転を開始した。発電能力は約3万kWで、年間に8600世帯分の電力を供給することができる。関西電力は太陽光発電を中心にグループの再生可能エネルギーを10万kWに拡大させる計画で、運転を開始した発電設備の規模は9割まで到達した。
2018年に目標達成へ
新たに有田太陽光発電所が運転を開始したことによって、再生可能エネルギーの発電規模は合計で8万8820kWまで到達した。さらに建設中の太陽光・水力・バイオマスの発電所を加えると、3年後の2018年には目標の10万kWを超える(図3)。
関西電力グループのメガソーラーは2011年9月に大阪府で運転を開始した「堺太陽光発電所」が最初で、関西電力と堺市が共同で実施したプロジェクトである(図4)。発電能力は10MW(1万kW)あるが、2012年から掲げた再生可能エネルギーの導入目標には含めていない。
発電規模の点では2014年12月に兵庫県の淡路島で稼働した「淡路貴船太陽光発電所」が30MWで最も大きい(図5)。地元の建設会社が発電事業者になって、関電エネルギーソリューションが設備の設計から運営・保守までの一括サービスを提供している。このメガソーラーは導入目標の対象に加えた。
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