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国内最大級111MWのメガソーラーが北海道に、3万世帯分の電力を発電:太陽光
出力111MWを誇る国内最大級のメガソーラーが北海道で稼働を開始した。SBエナジーと三井物産が手掛ける発電所で、年間発電量は1億kWh以上を見込んでいる。
ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジーと三井物産は、12月1日から国内最大級の太陽光発電所「ソフトバンク苫東安平ソーラーパーク」の営業運転を開始した(図1)。
同発電所は北海道苫小牧市で、地域開発事業を手掛ける苫東が所有する北海道勇払郡安平町遠浅(とあさ)の約166万平方メートルの土地に設置。出力規模は約111MW(メガワット)で、年間予想発電量は一般家庭約3万世帯分の年間電力消費量に相当する約1億801万4000kWh(キロワット時)を見込んでいる。
勇払郡が位置する北海道の太平洋側は比較的積雪が少なく、太陽光発電に適した地域だ。運営はSBエナジーと三井物産が設立した苫東安平ソーラーパークが行う。
SBエナジーは2011年に設立。メガソーラーや風力発電など再生可能エネルギー発電所の建設とその運営事業を展開している。2015年も熊本県荒尾(出力規模約22.4万MW)、福岡県大牟田三池港(約19.6MW)、宮崎県えびの(約1.4MW)、和歌山県木ノ本(約1.3MW)、栃木県日光(約2.4MW)などのメガソーラーが営業運転を開始した。
今後も栃木県那須塩原市(運転開始予定時期2016年12月上旬)、鹿児島県湧水町(2017年度)、愛媛県今治市(2016年3月)、広島県世羅町(2016年度)、静岡県浜松市(2016年度)、山口県宇部市(2015年度)でメガソーラーの運転開始を計画している。
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