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欧州最大の蓄電システム、三菱商事とEneco建設へ:蓄電・発電機器(2/2 ページ)
三菱商事とオランダ公営のエネルギー事業会社Eneco(エネコ)は、欧州で最大規模の蓄電システムを利用したサービスを開始する。蓄電可能な容量は約5万kW、2017年末に完成する予定だ。
新たな事業経営モデルへの挑戦へ
ノーザー洋上風力発電所はベルギー沖合約23kmの北海海域に2019年夏頃の運転を目指し建設中だ。発電容量は約37万kW、ベルギーの40万世帯を賄う規模である。
総事業費は1500億円。三菱商事は子会社である英国Diamond Generating EuropeとEnecoで出資した新会社を通じて、ノーザー洋上風力発電事業会社へ50%出資して参画した。残りはベルギーのリエージュ州が100%出資のNethysが保有している。
納入する風力発電機は、三菱重工業とデンマークVestas Wind Systemsの合弁会社であるMHI Vestas Offshore Windが製造した出力8.4MWタービン44基という。
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