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水力由来の電力を活用、実証ビルのCO2排出をゼロに:省エネ機器
NTTファシリティーズが同社の研究開発拠点に、新電力のエネットが供給するCO2排出係数ゼロの料金プランを導入。エネルギーに起因するCO2排出をゼロにしたという。
新電力のエネット(東京都港区)はこのほど、NTTファシリティーズの「NTTファシリティーズイノベーションセンター」(東京都江東区)に、に、CO2排出係数ゼロをにできる電気料金プラン「グリーンメニュー」を導入したと発表した。
エネットは、これまでLNG(液化天然ガス)火力発電をはじめ、水力発電やバイオマス発電といった再生可能エネルギーの調達に注力し、CO2排出係数の低い電気を全国の法人の顧客に供給してきた。現在は、FIT対象となっていない小水力発電などのCO2排出係数がゼロの電気を活用したグリーンメニューを限定的に提供している。
このほど、NTTファシリティーズの要望に応え、グリーンメニューを導入したという。NTTファシリティーズイノベーションセンターは2014年に完成。高い省エネ、快適性、知的生産性の追求を目指し、地中熱、自然風、太陽光発電など自然エネルギーを積極的に活用している他、自社開発した空調、電源、IoT技術の導入している実証実験型オフィスだ。完成時点で一般的オフィスビルと比較して一次エネルギー消費量を60%削減しており、さらに今回エネットが提供するグリーンメニューを導入することで、同センターのエネルギー起因によるCO2排出量はゼロになるという。
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