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家の電気を太陽光で賄うと「バンザイ」、太陽光発電とつながるシャープの新型ロボット太陽光(2/2 ページ)

シャープがモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の新モデルを発表。HEMSを通じて連携すると、住宅太陽光発電の発電量を教えてくれる他、太陽光発電や蓄電池からの放電で家の消費電力を賄えている時には、バンザイの動作で喜びを表現する。

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「ロボホン」が太陽光の発電量や蓄電をお知らせ

 サービス連携モデルとして新たに提供するのが、太陽光発電システムの発電量の確認や家電の操作に用いる「RoBoHoN lite HEMS」(オープン価格)だ。HEMSとの連携を図ったのは「電力という目に見えないものを、ロボホンを使って“見える化”することが大きな狙い」(シャープ)であり、家庭の電力に関するさまざまな情報を発話や動作により楽しく伝えることを目指している。

 RoBoHoN lite HEMSは自宅の太陽光発電システムの発電量や電気代などを音声対話で知らせる。また、気象警報の発令時に蓄電池が充電を開始したことや、電気代が目標値を超えそうであることなどを音声で伝える。太陽光発電や蓄電池からの放電で家の消費電力を賄えているときには、バンザイの動作で喜びを表現する。この他、冷房運転時に室内外の気温が逆転すれば、エアコンの運転停止を促すなどの、気温情報に応じて空調管理のアドバイスする機能も搭載した。

 また、ECHONET Lite規格に対応した家電や住設機器を、音声対話により操作することもできで、エアコンの運転やエコキュートによる風呂のお湯はり、電動窓シャッターの開閉なども操作可能だ。


音声対話でエアコンの操作も可能

 シャープでは「HEMSを提案するときに、ロボホンを通じて管理を行うことを説明すると分かりやすかったり、親しみを持ってもらえたりするので、販売店も訴求しやすくなる」として、太陽光発電システムや蓄電池とHEMSシステムのセット販売や、太陽光発電システムの既設家庭に、蓄電池およびHEMSを提案する場合に併せて同製品を提案することにしている。

 さらに今後、電気錠やインターホン、宅配ボックスなどの住設機器との連携も計画。家電や他社の機器、サービスにもつなげることでスマートホームの実現を目指す。販売価格は、RoBoHoN liteよりも若干高い価格を想定している。

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