ニュース
東急がRE100に加盟、企業グループ全体で2050年までに再エネ100%に:自然エネルギー
東急は、再生エネルギー電力100%での事業運営を目指す企業による国際イニシアティブ「RE100」に加盟したと発表した。鉄軌道事業を含む日本の企業グループがRE100に加盟する初めてのケースとなる。
東急は2019年10月25日、再生エネルギー電力100%での事業運営を目指す企業による国際イニシアティブ「RE100」に加盟したと発表した。鉄軌道事業を含む日本の企業グループがRE100に加盟する初めてのケースとなる。
RE100は、気候変動対策を進めるNGOであるThe Climate Groupにより2014年に創立され、機関投資家向けに気候変動関連情報を収集し開示しているNGOのCDPとのパートナーシップのもと運営されている。影響力の大きい企業群による協働を通じて再エネ需要および供給を大幅に拡大し、全企業活動を100%再生エネルギー電力で行うことにより世界の炭素排出量を約15%削減することを目標に掲げる。
東急グループは2019年9月、長期環境目標として2030年までにCO2の排出総量を30%削減し、2050年までに事業で使用する電力を再生エネルギーから100%調達することでCO2の排出総量をゼロにすると発表した。
関連記事
- 東急電鉄の「世田谷線」、運行電力を100%再生可能エネルギーに
東急急行電鉄が「世田谷線」の運行に必要な電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替えた。環境経営への注目が高まる中、再生可能エネルギーを活用して沿線価値の向上につなげる狙いだ。 - 世界トップ企業が加盟する「RE100」、日本企業が「再エネ100%」を達成するには?
「パリ協定」以降の企業の気候変動対策について解説する本連載。第4回は日本企業の加盟も増えている国際的な環境イニシアチブ「RE100」について解説する。 - 太陽光発電の電力を自己託送で自家消費、ソニーがRE100に向け国内初の取り組み
ソニー、東電EP、JFSは、メガワット級の太陽光発電設備を用いた太陽光発電自己託送エネルギーサービスの実現に向けて、ソニーとJFSにて基本契約を締結した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.