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集合住宅でも太陽光を自家消費、オムロンが蓄電池を活用するエネマネサービス:エネルギー管理
オムロンは、太陽光発電と蓄電システムを用いたエネルギーマネジメントサービス「エネサプリ」を開始する。まずは第一弾として、2020年春から低層集合住宅向けサービスを提供する。
オムロンは2020年2月3日、太陽光発電と蓄電システムを用いたエネルギーマネジメントサービス「エネサプリ」を開始すると発表した。まずは第一弾として、2020年春から低層集合住宅向けサービスを提供する。
低層集合住宅向けのエネサプリは、集合住宅のオーナーが自家発電した電気と電力会社から購入した電気を組み合わせ、蓄電システムを用いて入居者への電力供給、販売を支援するサービス。再生可能エネルギーの自家消費量を増やせることに加えて、停電時も蓄電システムからの給電が可能となる。入居者への電力供給、販売に係るメーターの検針や入金管理などの業務もオムロンが請け負う。
今後、再生可能エネルギーの利用形態はさらに自家消費型へシフトすると見られており、オムロンはエネサプリを通じて自家消費型の再生可能エネルギーの普及を進める方針だ。
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