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ため池に7000枚の太陽光パネル、年間1100世帯分を発電:太陽光
いちごは、パネル出力約2.66MWの水上太陽光発電所「いちご笠岡尾坂池ECO 発電所」(岡山県笠岡市)が4月25日から発電を開始したと発表した。
いちごは2020年4月、パネル出力約2.66MW(メガワット)の水上太陽光発電所「いちご笠岡尾坂池ECO 発電所」(岡山県笠岡市)が同年4月25日から発電を開始したと発表した。
いちご笠岡尾坂池ECO 発電所は、岡山県笠岡市を流れる高梁川水系尾坂川の水面に建設された、パネル枚数7000枚(HTソーラー製)の水上メガソーラである。パワーコンディショナーはHUAWEI製で、JFEプラントエンジが施工した。年間予想発電量は、一般家庭約1110世帯分に相当する約333万6000kWh(キロワット時)。
本発電所の開発にあたっては、グリーンボンドを発行している。本グリーンボンドの適格性については、第三者評価機関である日本総合研究所より、セカンド・オピニオンを取得している。再生可能エネルギーとして環境改善効果が期待でき、また同社においては良好なESG の取組みと情報開示が実施されている点など、国際資本市場協会(ICMA)発行の「グリーンボンド原則」および環境省の「グリーンボンドガイドライン2017 年版」において適格である旨の評価を得ている。
現時点でいちごグループが運営する発電所は、累計数48カ所、累計出力144.41MWとなる。確定案件数(2021年2月期以降予定)は64件、累計出力188MWである。
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