ニュース
Looopが家庭用蓄電池の新モデル、連結可能で設置後の増設にも対応:蓄電・発電機器
Looopが蓄電容量を選べる家庭用蓄電システム「エネブロック」を発表。後からの増設にも対応し、細やかな容量設計を可能にすることで過剰容量による余計なコストを回避できるという。
Looopは2020年9月23日、住宅に設置した太陽光発電システムの発電量と余剰電力量に合わせて蓄電容量を選べる蓄電池システム「エネブロック」を同年10月1日から販売すると発表した。価格の目安は蓄電容量9.6kWh(4台)で、税別238万円(DCコントローラー、外部インバーター含む)。
エネブロックは最小蓄電容量が2.4kWh(キロワット時)で、複数台を組み合わせることで、一度設置した後でも最大6台、蓄電容量14.4kWhまで追加工事不要で連結することが可能。細やかに容量設計を可能にすることで、過剰容量による余計なコストを回避できるメリットがあるという。既存のパワーコンディショナを使用することも可能としている。
蓄電池本体のサイズは横44?×縦9?×奥行き41?で、屋内の任意の場所に設置可能。浴室天井裏やクローゼット内など、従来では設置できなかったような場所にも導入しやすいサイズとした。これにより高温や低温による影響を受けにくくなり、塩害地域への設置にも対応。高い位置に設置すれば、水害時の水没リスクも回避できる。
関連記事
- テスラが家庭用蓄電池「Powerwall」を日本で本格展開、認定施工会社は8社に
テスラが日本における家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」の設置を2020年春から本格的に開始。また、国内でパワーウォールの販売施工を行う認定施工企業が8社になったことを明らかにした。 - テスラが家庭用蓄電池「Powerwall」の日本展開を発表、価格は100万円を下回る
米国のEVベンチャーTesla(テスラ)が、家庭用蓄電池「Powerwall」の日本での販売時期を発表。2020年春から設置販売を開始する。13.5kWh(キロワット時)と大容量ながら、100万円を切る本体価格を実現した。 - パナソニックが容量3.5kWhの新型蓄電池、価格は税別126万円
パナソニックが産業・住宅用リチウムイオン蓄電システムの新製品を発表。容量3.5kWh(キロワット時)のモデルで、 希望小売価格は税別126万。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.