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太陽光の自家消費に最適なストリングス形パワコン、富士電機がJET認証を取得:太陽光
富士電機は2022年2月、太陽光発電用ストリング形パワーコンディショナーの新製品「PIS-50/500-J」において、JET認証を取得したと発表した。マルチストリング対応の自家消費システム向け3相PCSだ。
富士電機は2022年2月、太陽光発電用ストリング形パワーコンディショナーの新製品「PIS-50/500-J」において、JET認証を取得したと発表した。マルチストリング対応の自家消費システム向け3相PCSだ。
ストリング形PCSは複数枚の太陽光パネルを束ね、日照時間や障害物などを考慮して回路(ストリング)を組むことができるため、パネルに陰ができた場合などにも発電量の低下を抑制できる。近年、太陽光発電の自家消費用途として、屋根や屋上に設置されるストリング形PCSの需要が増えているという。
新製品の最大直流入力電圧は1100V、MPPT電圧範囲200〜1000V、MPPT電圧範囲(最大負荷)625〜850V、最大短絡電流35A×4(直流端子2入力に接続される太陽光パネルの短絡電流は35A以下)、直流入力の分岐数は8で、2分岐ごとにMPPTを実施できる。なお、外部回路により12入力まで増設可能だ。
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