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自動車業界でも存在感を高めるファーウェイ、注目の「自動運転システム」を体験電気自動車(2/2 ページ)

ファーウェイが自動車業界で存在感を高めている。次世代自動車の標準装備とも目される“自動運転システム”において、世界の先頭を競っている。ファーウェイ本社のある深センで、ハンズフリーのスマートカーに乗った。

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スマートカー事業の新会社を設立

 ファーウェイは自社でクルマそのものを生産することはないが、多くの自動車メーカーに、スマートカー向けデジタルプラットフォーム/スマートコックピット/AR-HUD(拡張現実型ヘッドアップディスプレー)などを供給している。EVのバッテリーを管理制御する技術にも、ファーウェイのノウハウが生かされているという。

 ファーウェイは2023年11月26日、スマートカー事業を本社から独立させ、これを専門に手がける新会社を設立すると発表した。中国国有の大手自動車メーカー・長安汽車が、同社への資本参加をいち早く発表するなど、自動車業界に大きなうねりをもたらしている。自動運転システムの開発競争が、国際的に、今後ますます激化していくことは間違いない。

 その中で、自らが完成車メーカーになるのではなく、他社に自動運転システムの提供を行うというユニークな立場にいるファーウェイの動向には、今後も注目したい。


HUAWEIの自動運転システムを実装したEV「LUXEED」

取材協力:華為技術日本

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