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蓄電所向けの防音パネル 20dB以上の防音を可能に:蓄電・発電機器
GBP(東京都千代田区)は2026年2月25日、系統用蓄電所向け防音パネルの販売を開始したと発表した。
GBP(東京都千代田区)は2026年2月25日、系統用蓄電所向け防音パネルの販売を開始したと発表した。再生複合素材を用いた多層構造により、広い周波数帯域で20dB以上の防音性能を実現するとしている。
蓄電所ではパワーコンディショナー、変圧器、冷却ファンなどから継続的な機械音や電磁音が発生する。これらの騒音は住宅地では特に夜間に目立ちやすく、住民苦情につながるケースがある。その結果、行政指導や運用制限の対象となる可能性があり、最悪の場合、稼働停止や追加対策工事が必要となるなど、事業収益に影響を及ぼすリスクが指摘されている。また、騒音対策は許認可審査においても重要な項目だ。
GBPが開発した防音パネル「H-3000 ES/SP」は、吸音材とアルミニウム合金を組み合わせた独自の防音構造を採用。音響エネルギーを吸音層で熱エネルギーに変換して減衰させることで、音を反射させて別方向へ逃がすのではなく、音そのものを吸収して低減するという。
さらに遮音層が音の透過を抑制することで、広い周波数帯域において20dB以上の高い防音性能を発揮できるとしている。これにより、系統接続点に近い立地や、これまで騒音の制約により設置が難しかった用地においても、蓄電所の建設が可能になる。
製品の提供については、GBPが騒音解析から設計、部材提供、施工、アフターサービスまでをトータルで提供する。
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