ニュース
トリナが系統用蓄電池の日本向け新モデル 試作品のペロブスカイト太陽電池も披露(2/2 ページ)
トリナ・ソーラー・ジャパンは「PV EXPO 2026」に出展し、新製品となる日本市場向けの蓄電池ソリューション「Elementa 3 Flex」や、タンデム型ペロブスカイト太陽電池の試作品などを披露した。
変換効率28.5%のペロブスカイト太陽電池も披露
この他にも研究開発中の製品として、ペロブスカイトとシリコンを組み合わせたタンデム型太陽電池も披露した。同モデルは両面発電タイプの結晶シリコンセルの表面に、ペロブスカイト層を形成する2端子のタンデム型太陽電池。外形寸法2384×1303×33mm、重量は38.3kgと工業規格サイズでありながら、モジュール変換効率が28.5%、定格出力は886W超という、変換効率と高出力を両立したモデルだ。
同モデルは両面発電タイプの結晶シリコンセルの表面に、ペロブスカイト層を形成する2端子のタンデム型太陽電池。今回展示したモデルはあくまで試作品だが、将来的には変換効率30%超を視野に、今後は耐久性の向上や量産手法の確立などに取り組み、早期の市販化に向け開発を加速させる方針だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ペロブスカイトなどの「フレキシブル太陽電池」 NEDOが設計・施工ガイドラインを公表
NEDOが「フレキシブル太陽電池を利用した太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン」を公表。ペロブスカイト太陽電池などの柔軟かつ軽量な太陽電池の設置を想定し、設備の構造や電気に関する設計・施工の要求事項について、建築、電気などの各分野で注意すべき事項を取りまとめた。
積水化学がフィルム型ペロブスカイト太陽電池を販売開始 まずは金属屋根向けに
積水化学工業と積水ソーラーフィルムは2026年3月27日、同社のフィルム型ペロブスカイト太陽電池「SOLAFIL」について、顧客への供給に向けた具体的な協議を開始したと発表した。
独自構造で低コストなペロブスカイト太陽電池 東京ガスが英国企業と共同開発
東京ガスは2026年3月25日、ペロブスカイト太陽電池などの開発を手掛ける英国のパワーロール社と共同開発契約を締結したと発表した。同時に同電池について日本国内における共同実証にも取り組む。

