SSD、オールフラッシュは超高速なのに低コスト HDDを置き換えて“新定番”にSANの寿命と性能の向上にも威力を発揮(1/2 ページ)

最近のIT部門の導入成功事例の中で、オールフラッシュアレイは急速に存在感を増している。コストへの影響を最小限に抑えながら、SANの寿命と性能を向上させることができるからだ。

2016年02月19日 15時00分 公開
[Jim O'ReillyTechTarget]
画像 2014年の国内AFS市場シェア(売り上げ金額)(TechTargetジャパン「市場調査で分かった、オールフラッシュストレージの導入状況とその使い所」より)《クリックで拡大》

 フラッシュストレージは極めて高速なパフォーマンスが注目されている。それは当然だ。「オールフラッシュアレイ」はランダムIOPS(1秒当たりのI/O)が100万以上に達するが、同様のサイズのHDDは1万にすぎない。

 オールフラッシュアレイを利用すれば、既存機器の追加や交換を行わなくても「SAN(Storage Area Network)」の寿命とパフォーマンスを伸ばし、サーバファームをサポートしていくことができる。さらに、オールフラッシュアレイの高いIOPSのおかげで、高効率の仮想デスクトップインフラ(VDI)向けなど、SANに新しい用途が開ける。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news070.png

国内企業のパーパス浸透率は32.3%――朝日広告社調査
朝日広告社が国内55企業のビジネスパーソンを対象にパーパスの浸透率や浸透深度と従業員...

news048.jpg

「TBS NEWS DIG」が広告の価値を証明するために取り組んでいること
広告のデジタルシフトが進む中、広告掲載面(メディア)の品質があらためて問われている...

news173.png

広告運用自動化ツール「Shirofune」がAmazon Adsに対応
ShirofuneがAmazon Adsの運用自動化機能をリリース。予算管理・入札最適化と成果分析、レ...