DRMフリーで電子書籍を販売するMacmillan系出版社が海賊版増加による売上悪化はなかったと報告している。
米国のフィクション小説出版社Tom Doherty Associatesが昨年4月、販売する電子書籍作品すべてをDRMフリーにすることを発表したが、公式ブログでその後の経過を報告している。
同社は「Tor」「Forge」などのレーベルで出版活動を行なっている出版社で、ドイツの大手出版グループGeorg von Holtzbrinckの孫会社、Macmillan米国法人から見ると子会社に当たる。
公式ブログによると、DRMフリー作品について海賊版増加による売上悪化はないか経過を監視しているが、まったく影響がなかったことを明らかにしている。
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