エンタープライズ:ニュース 2002/07/31 18:53:00 更新


日立システム、NetScreenシリーズの新機種2製品を発売

日立システムアンドサービスは7月31日より、米ネットスクリーン・テクノロジーズが開発したファイアウォール/VPNアプライアンスの新製品、「NetScreen-5200」と「NetScreen-5XT」の販売を開始した。

 日立システムアンドサービス(日立システム)は7月31日より、米ネットスクリーン・テクノロジーズが開発したファイアウォール/VPNアプライアンスの新製品、「NetScreen-5200」と「NetScreen-5XT」の販売を開始した。

 同社はこれまでも、小規模拠点向けの「NetScreen-5XP」からハイエンドの「NetScreen-1000」に至るまで、幅広いラインナップでNetScreenシリーズを提供してきた。だが昨今のブロードバンドの普及や市場規模の拡大などを受け、さらに2製品を追加する。

 NetScreen-5200は、データセンターや通信事業者、大規模エンタープライズなどをターゲットとしたフラグシップ製品。8個のギガビットイーサネットポートを搭載できる、シャーシ型製品だ。独自ASIC「GigaScreen-II」を搭載しており、ファイアウォール時で最大4Gbps、VPN時でも最大2Gbpsのスループットを実現するという。冗長化ももちろん可能だ。価格は1980万円から。

 一方NetScreen-5XTは、5つの10BASE-T/100BASE-TXポートを搭載した小規模オフィス向け機種。従来機種に比べパフォーマンスを大幅に高めており、ファイアウォール時は最大70Mbps、IPSec VPN(3DES)でも最大20Mbpsを実現するという。また将来的には、モデムポートによって、WAN回線に障害が起きた場合には自動的にバックアップ回線へ接続する機能が搭載されるという。10ユーザー版とユーザー数無制限版の2タイプがあり、価格は14万8000円から。

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[ITmedia]