エンタープライズ:ニュース 2003/06/23 18:16:00 更新


JPRS、日本語JPドメイン名登録管理サービスのRFC準拠化を開始

JPRSは6月23日、RFC準拠の日本語JPドメイン名登録管理サービスを7月10日から開始する。

 日本レジストリサービス(JPRS)は6月23日、RFC準拠の日本語JPドメイン名登録管理サービスを7月10日から開始すると発表した。ICANNが国際化ドメイン名(IDN)登録方法に関するガイドラインを6月20日に発表したことを受けて行われるもの。

 また、JPRSは指定事業者等と協力して、すべての日本語jPドメイン名をRFCに基づいて使用できるDNS環境を普及させていくという。これにより、今後提供されるRFCに基づくブラウザなどのアプリケーションから日本語JPドメイン名が使用できるようになる。同社が提供している「Internet Explore」用プラグイン「i-Nav」もRFC対応にバージョンアップする予定。

 JPRSは、3月7日にIDN関連技術のRFCが発行されたことを受け、3月20日からRFC準拠サービスの開始を予定していたが、ICANNが世界的に混乱なくIDNを運用していくための統一的枠組み作成を提案。JPRSもそれに賛同し、ICANNとの枠組み確認後にサービスを開始すると発表していた。

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