エンタープライズ:ニュース 2003/12/09 23:16:00 更新


Longhornの魅せるプレゼンテーション技術「Avalon」

Longhornを支える3つの新技術一つ「Avalon」。この技術はWindowsのプレゼンテーションを担当する。.NET Developers Conferenceでは、Avalonに関するセッションが数多い。

 Longhornを支える3つの新技術一つ「Avalon」。この技術はWindowsのプレゼンテーションを担当する。「.NET Developers Conference 2003」では、Avalonに関するセッションが数多く見られる。Avalon概説のセッションでは、Avalonの描画システムによって実現されるアプリケーションの一端が示された。表現力豊かなAvalonのデモがふんだんに盛り込まれたセッションだ。

 Longhornのデスクトップ

Longhornの豊かなUIを支えるのがAvalon


 Microsoftのアリク・コーエン氏は、Avalonのアプローチを「さまざまなアプリケーションにおいて、UIとドキュメントそしてメディアを統合するというものだ」と説明する。ユーザーがアプリケーションやドキュメント、メディアの境界線を越えて操作できるようにするには、まずは開発者が境界を越えられなければならないという。これら3種類を同じメカニズムで扱うことができ、デザイナーと開発者がそれぞれに開発を行える環境を目指しているのもそのためだ。

 新たにXAMLというXMLベースのマークアップ言語を備え、ドキュメントフォーマットしてUIを表現できるところも新しい。XAMLはASP.NETと同じコンセプトを持っていると言い、開発プロセスにデザイナーが関与できるという。課題は、開発開始時にWindowsフォームを選択するか、Webアプリケーションを選択するかにより、トレードオフになってしまうメリットの両方を実現することにあったという。

Avalon1

動画がふんだんに動作したアプリケーションのデモ


 また、描画エンジンにもベクターベースを採用し、画像などを拡大してもクリーンに見えるようになるといった特徴も備える。

Avalon2

ビットマップの画像は、拡大するとこのようにぼやけて見にくくなる


Avalon3

ベクターベースのAvalonでは拡大してもクリアだ


Avalon4

Avalon5

同一のアプリケーションで、ユーザーごとに異なるルックアンドフィールを実現。これはコードをまったくいじらずにデザインだけで実現される。後者のテキストボックスやSigne Inボタンは斜めに表示されているが、こういったことも簡単だという


 コーエン氏によると、キーテクノロジーは5つあり、(1)画像を入れるなどカスタマイズ可能なコントロール、(2)メハードウェアのパフォーマンスを生かしたメディア、(3)データバインディング、(4)さまざまなフォーマットのドキュメントを利用できるドキュメントプラットフォーム、(5)シェルをいかに再利用するかといったユーザーデスクトップエクスペリエンス――になるという。

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[ITmedia]



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