ニュース
2004/04/20 08:58 更新


ISS、ギガビットクラスの不正侵入防御アプライアンスを投入

インターネット セキュリティ システムズは、ギガビットネットワークに対応した不正侵入検知/防御アプライアンス「Proventia G1000/1000F」を発表した。

 インターネット セキュリティ システムズ(ISS)は4月19日、インライン型の不正侵入検知/防御アプライアンスの新製品、「Proventia G1000/1000F」を発表した。

 Proventia Gシリーズは、ネットワークを通過するパケットを分析し、リアルタイムに攻撃を検出、遮断するインライン型のアプライアンス製品。実際に防御を行うインライン・プリベンションモード(アクティブモード)のほか、純粋に分析、監視のみを行うパッシブモード、シミュレーションモードという3種類のモードで動作が可能だ。また、検証などで最新のセキュリティパッチを適用できない間、仮想的にセキュリティパッチを適用した状態を作り出してサーバ群を守る「バーチャルパッチ」機能も実装している。

 これまで市場に投入されていた「G100」「G200」は、文字通り100Mbps〜200Mbpsのスループットだったが、このたびリリースされた新モデルは、最大1000Mbpsに対応。ギガビットクラスのネットワークで不正侵入の検出、防御を実現するという。

 価格は、CopperベースのProventia G1000が550万円から、ファイバ対応のProventia G1000Fは580万円から。同日より出荷が開始されている。

関連記事
▼ISS、自ら開発したIDSアプライアンス「Proventia」を国内にも投入

関連リンク
▼インターネット セキュリティ システムズ

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.