Pulse Japan 2010 クラウド時代到来。決め手は“サービスマネジメント

2010年5月18日に開催された「Pulse Japan 2010」では、クラウドを実践するための戦略と具体的な手法、さらに、クラウド環境におけるセキュリティー確保やコンプライアンス管理を行いながら、高品質のITサービスを提供する“サービスマネジメント”の最新情報が紹介されました。本Webセミナーでは「Pulse Japan 2010」の一部講演をオンデマンド形式で配信します。講演を聴き逃した方や、配布された講演資料を入手したい方は、この機会にぜひWebセミナーにご参加ください。

開催概要

タイトル Webセミナー「Pulse Japan 2010 クラウド時代到来。決め手は“サービスマネジメント”」
配信期間 2010年6月14日(月)〜
視聴料 無料

セッション紹介

【基調講演】クラウド時代の成功の要。インテグレーテッド・サービスマネジメント


米国発の最新クラウド事情を知りたい方にお勧め

 今、日本のIT市場におけるクラウド・コンピューティングへの注目は、米国でのそれを越えるほど、大きなものとなっている。クラウドに対し期待される要素としては「コスト削減」が主たるものになっているが、本質的には、ビジネスのイノベーションにクラウドの効果を生かすべきである。

 そのためには、ITサービスのデプロイやデリバリーはもちろん運用までを、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、そしてハイブリッド・クラウドを包含する形で、標準化/自動化する取り組みが求められる。

 ここで有効となるのが、IBMが提唱する「インテグレーテッド・サービスマネジメント」だ。これは企業のIT基盤だけでなく、"地球をスマートにする"ための社会インフラまでも対象とした、サービスマネジメントのフレームワーク。米国発のその理念、そして日本での活用事例を紹介する。
講演者:
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業 Tivoli事業部
理事 事業部長
荒川 朋美 氏

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クラウド・セキュリティーの課題とIBMの視点


クラウドサービスのセキュリティやコンプライアンスに不安を感じている方にお勧め

 「ネットワークを介した、ITサービスの新しい利用/提供モデル」――これがIBMの定義する、クラウド・コンピューティングの位置付けだという。だがそれ故に、「クラウドに機密データを配置してもセキュリティーが担保できるだろうか?」または「ネットワークを経由した業務データのやり取りは、本当に安全なのだろうか?」といった不安も付きまとい、クラウドの導入が阻害される実態がある。クラウド・サービス・プロバイダーのSLAと、自社のポリシーが、合致しないというケースもあるだろう。

 従来のオンプレミス環境でもセキュリティーが重要課題だったように、クラウド時代にはクラウド環境に適したセキュリティー対策が求められる。サービス提供者とユーザーのそれぞれの視点から、「IBMセキュリティー・フレームワーク」を紐解きつつ、具体的な対策を考える。
講演者:
日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバル・テクノロジー・サービス事業 ICPシニアITアーキテクト、CISSP
大津留 史郎 氏

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プライベート・クラウドをITサービスとして成功させるには
-自社クラウド基盤を所有する価値と成功裏に構築するためのベスト・プラクティス-


クラウド導入の具体的な手法を知りたい方にお勧め

 ITガバナンスやデータの可用性を確保しつつ、クラウドの利点を享受できるモデルとして、企業ユーザーからプライベート・クラウドが注目されている。なかでも開発/テスト業務(の環境構築)をクラウド化したり、オフィスワーカーに配布するPCをシンクライアント化したりするアプローチが効果的だという。

 とはいえ業務にクラウドを適用する場合は、プライベートかパブリックかを"決め打ち"するのではなく、適材適所で導入するのが望ましい。その際、クラウド化のロードマップ策定から、最適なデプロイモデルの策定、そして運用の標準化までをサイクルとして捉える必要があるだろう。これらのノウハウを、事例を交えながら、ステップバイステップで紹介する。
講演者:
日本アイ・ビー・エム株式会社
グローバル・テクノロジー・サービス事業 ITSデリバリー ミドルウエア・サービス 部長
志賀 徹 氏

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仮想化環境で管理が複雑化? Tivoliが提案する監視ソリューション


仮想化/クラウド環境の運用管理に携わっている方にお勧め

 仮想化技術、そしてクラウド・コンピューティングの活用が一般化しつつある現在、情報システムがユーザー部門に提供する要素も、"ITインフラ"から"IT サービス"へと進化する必要がある。だが運用管理の現場では、物理リソースと仮想リソースのマッピングや、リソースプールの計画的な割り当てにも、課題を抱えているのが現状ではないだろうか。

 クラウドにより、エンドユーザーがITの存在を意識する必要がなくなったとしても、管理者には「サービス視点で仮想化環境を監視する」という使命がある。キャパシティー・プランニングや障害時の原因切り分けなどもカバーする、Tivoliの統合運用管理環境を解説する。
講演者:
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業 Tivoliテクニカル・セールス&サービス
フィールド・テクニカル・セールス・スペシャリスト
大吉 雄一 氏

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