ウイングアーク、Flashベースのダッシュボード機能をDr.Sum EAに追加
ウイングアークテクノロジーズはデータ活用ソフトウェア「Dr.Sum EA」に新たなインタフェースを提供する新製品を3月31日に発売すると発表した。
ウイングアークテクノロジーズは3月24日、データ活用ソフトウェア「Dr.Sum EA」に新たなインタフェースを提供する新製品を3月31日に発売すると発表した。現場担当者からマネジメント層のユーザーに至るまで、自分専用のダッシュボード領域を持ち、Dr.Sum EAで管理しているデータをチャートや明細データなどの形で分析、参照できる。Flashをベースにしたリッチなインタフェースを特徴にしている。
製品名は「Dr.Sum EA MotionBoard」。ダッシュボード上では、必要なデータが書かれたグラフなどの大きさを自由に変えながら、好きな場所に配置できるため、ユーザーは求めている情報により早くたどり着ける。
加えて、月別の売上高の移り変わりなどを管理する中で、異常値を知らせたり、定期的に集計結果をPDF形式で配信したりする機能も備えている。複数ユーザーでの情報共有する際も、グループや役職ごとに情報へのアクセス権限を設定できるようにしている。
Dr.Sum EA MotionBoardの価格は1サーバで400万円(税別)。初年度30本の販売を予定している。
この日は、Dr.Sum EAのラインアップ変更も明らかにした。現行は大規模向けのDr.Sum EA Enterprise、中規模向けのDr.Sum EA Premiumという組み合わせだが、新たに中大規模向けとして「Dr.Sum EA Premium Plus」、小規模向けの「Dr.Sum EA One」を投入する。
価格は、Dr.Sum EA Premium Plusが1サーバライセンスで600万円から、Dr.Sum EA Oneは100万円(1サーバ、同時ログイン3ユーザー)。
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ウイングアーク テクノロジーズはデータ活用ソリューション「Dr.Sum EA」シリーズの新製品として「Dr.Sum EA Datalizer MotionChart」を発表、2009年1月末から販売開始する。
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