KVHは4月30日、クラウドコンピューティングサービス「KVH IaaS」および「KVH PaaS」を6月1日から開始すると発表した。
両サービスは、同社の国内データセンターのリソースを提供するもの。ネットワークやストレージなどのインフラリソースを提供するKVH IaaSは、金融機関のミッションクリティカルなシステム利用に対応できるとしており、金融機関やサービスプロバイダーの利用を見込む。日本語および英語による24時間体制のサービスデスクも用意する。
KVH PaaSでは、業務システムに必要なサーバなどのリソースを提供する。当面のサービスメニューは「ユニファイドコミュニケーション」で、年内に「ドキュメントマネジメント」「ワークフローマネジメント」「デスクトップマネジメント」の各メニューを追加するという。
新サービスを運用するデータセンターでは、基幹スイッチにシスコシステムズの「Nexus 7000」、ゲートウェイシステムにジュニパーネットワークスの「SRXシステム」、ストレージ基盤にネットアップを採用している。
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